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執筆者の写真Shunta Takahashi

結果にこだわるということ

もしあなたがビジネスマンとしてプロであるという意識を持っているのであれば、絶対にこだわらないといけないものがある。 それは「結果」だ。

どんな状況でも評価を受ける立場であれば、プロセスについてアピールすることはしてはならない。

もちろん、評価をする側がその人に対してプロセスを評価することはあるかもしれない。でもそれはあくまで評価をする側であって、自分自身は結果を出すことにこだわるべきだし、それがあっての初めてプロセスというものを考えるというものになるのではないだろうか?

なぜ、それをすることが大事か?というと、それは自分に対して「甘え」というものが生まれるからに他ならない。

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そう思う理由は僕自身の過去を振り返った時に、プロセスでなんとか評価してもらおうと思っていたことがあったからに他ならない。

当時オリックスでは定性評価と定量評価の二つの軸がボーナスを決めている中で定量的な結果を出すことができなかった僕は、定性面で評価してもらうことで、悪い評価をもらわないようにしていた。

でも、結果としてボーナス額は多少なりとも貰えたものの、次の年もなんとかなるという考えがクセ付いてしまい、本気で結果をコミットするような状態になれなかった。そうなると成長スピードが遅くなり、自分自身の成長機会を逃すことになった。

逆にIndeedに転職した時は定性面の評価は一切なく、達成率が90%を下回るとボーナス0円という厳しい環境の中でなんとか結果を出すことを意識した。その結果、いかに効率よく効果的に結果を出すか?ということを極限まで考えることに繋がり、それが独立した今につながっているのだ。

この期間は非常に大変だったけど、結果にこだわるということは自分を成長させるということに気がついたし、体力があるうちはそういう環境に身を置き甘えを許さない状態にすることが大事だということを気づかされたのだった。

成果主義が求められる環境でこそリーダーシップが生まれる

伊賀泰代さんの「採用基準」という本でも紹介されている通り、リーダーシップはビジネスマンで最も求められる能力の一つだ。そしてそれは成果主義の中でしか生まれないということを伊賀さんは断言している。

僕はこの点について補足をさせてもらうことができるならば、自分自身に対してリーダーシップを発揮するリーダー・イン・ミー、つまり主体性を発揮することができるのが結果にこだわるという姿勢だと思う。

この感覚を身につけることができれば仕事だけではなく、人生に対しても主体的に取り組むことができるし、様々な場面で必要とされる振る舞いを身につけることができると考える。 それなので、もしプロセス重視の環境にあなたがいるのであれば成果主義の環境に身を変えることが大事だし、その中で結果を出す努力をすることが将来的なあなたの市場価値を高めることに貢献するのではないか。そう感じるのである。


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