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執筆者の写真Shunta Takahashi

いよいよ営業マンが消える時代がきた

僕は社会人になってからずっと営業に従事していたので、このようなことは言いたくないけれど、それでもコロナの状況を色々と観察した時に認めざるを得ないことがある。


それは今後、営業マンが消える可能性が高いということ。 とはいえ、なくなるわけではない。絶対的な数が減るということだ。

今までは営業は未経験でもできる仕事で、つぶしがきく印象がある職種だが、今後は一層の


プロフェッショナル化が進んで、スキルの高い人とそうでない人で分断されるのではないだろうか。

もちろん、その理由の一つとしてテレワークの普及が挙げられる。


テレワークになるとアプローチすらできない


テレワークの推進が現在広がる中で、最終的には週2〜3回出社するという流れに落ち着くだろう。そうなった時に電話営業はまず厳しくなる。

会社によっては受付代行会社を使うかもしれないし、電話の転送機能を使って在宅している社員に直接電話が掛かるようになるかもしれない。


ただどちらにしろ、その場で担当者に繋がることはなく、一度用件を聞いてそれを文章にして担当者に伝えるという流れになるのではないだろうか。

そうなった時にアプローチ方法を根本的に変えなければならなくなるだろう。


例えば顧客の個人情報を得るためのアプローチ施策から入っていって、担当者の名前が分かる状態になってから初めて電話を掛けたり、そもそもアウトバウンド型はなくなり、いかに反響するようにマーケティング施策をするか?ということが大事になってくる。


そうなると飛び込み営業やコールドコールは今の人員で必要か?という議論になってくる。すなわち営業の数の見直しが図られるようになる。


そもそも今の時点で日本の会社の多くは営業に成果主義を導入していないので、極めて非効率な状態といえる。それがより一層、非効率が冗長されるか、一気にバッサリと切られるか現時点では分からないが、企業が持続的に成長するにはウミを出すことは不可欠な施策になると感じている。


これからは商品企画・マーケティングの能力も求められる


となった時に今後の営業はどうしたらいいかというと、上から降りてきたものをただ販売するのではなく、もっと今の売り上げを立たせるためにどのような商品の階段を作るか?アプ

ローチ方法を変えるべきか?という発想を持つことだ。


今でもこの能力があればめっちゃ重宝されると思うけど、それでも今の日本企業の構造的にその能力を持っている人と兵隊スタイルの営業マンの結果の差はあまりでない。


それがコロナ後のパラダイム転換によって、とてつもない差になって現れる。

これをどう捉えるか?は自分次第だと思うけど、益々やりがいがある職種になってくると個人的には感じているし、これができる人は希少価値が高くなるので稼ぎたい人にはもってこいだ。


ぜひ変化の渦にいる状況を楽しんで自分を変えることを厭わないでもらえればと思う。



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