最近、ふと思ったことがある。 それは営業ってサービス業から学ぶことがたくさんあるなって。
「いやいや、あんたアホちゃうか?サービス業の職種の中で一番重要な割合を占めるのが接
客・販売やん?つまりサービス業って営業が凝縮されているのに決まってるやろー。」
というような声が聞こえてきそうだが、僕はそれでも敢えて言いたい。 じゃあ、あなたはそこから何を学んでいるのだ?と。
僕は客として接客を受ける立場になった時に、それを自分の営業と置き換えて色々と学ぶことがたくさんあるということを改めて認識したのだった。
牛丼出てくるのに30分かかったらどうする??
僕が一番、接客をされてイライラするのが待たされること。
例えば吉野家に行って、牛丼が出てくるのに5分以上掛かったら「遅いな〜」って感じる。
その時に店員に「牛丼まだですか?」って聞いた時にこう返ってきたらどう思う??
「ちょっと肉の煮込み具合が完璧じゃないんで3回作り直しているんですよ〜クオリティ高い牛丼出すまで少々お待ちください」って。
「いや、早く出せ。急げ。そんな完璧求めてないよ吉野家には」って僕は思う。他の人はどう思うか知らんが。
つまり営業においても一緒で、お客さんが営業に対して資料のアウトプットやメールの返信が遅いと絶対に不満に思う。もし出てきた資料がちょっと違うな〜って思ったらその旨を営業に伝えることは抵抗ないと思うけど、相手からの返信がなくて催促することは気が引けると思う。
もしかしたら他の業務が立て込んでて忙しいのではないかと相手は気を遣うから。そのため、相手は不満を口にはしないが溜まっていく。そしてそれがある一定までいくと、もう取引しないということになるのだ。
つまり、あなたが接客を受ける立場としてどう感じるか?ということを意識しながら営業をしないと自分が良かれと思っていることが実は相手に対して不満を与えていることが往々にしてあるのだ。
継続して取引している、接している人を思い浮かべる
また継続的に信頼している人(例えば行きつけの美容室でカットを切ってくれる人、洋服を買うお店の店員)を考えてみたらいいと思うが、彼らはあなたのこと好かれることよりも課題を解決することに注力するはずだ。
なぜ、あなたはリピートするか?というと満足するからだ。何に?相手に対して求めているサービスに。
つまり、とっても愛想がいいけどカットが下手な美容師と無口だけど完璧に仕上げてくれる美容師がいた時に、絶対後者の方がいいし、いつもお世辞ばっかり言うアパレル販売員よりも最新のトレンドを教えてくれる販売員の方がいい。
このように相手に対して期待しているものを十分満たしてあげる事が一番大事なのだ。
それなのでズレた営業をしないように、お客さんが一番求めているものは何かということをちゃんと認識して、そしてそれをしっかりと応えてあげる人になる事を意識して日々仕事に取り掛かるといいと思うよー!
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