top of page

自分を客観的に見る能力

更新日:2020年4月19日

よく言われていることだけど、自分自身を評価するときに大体において実際の立ち位置と自分が思っている立ち位置には乖離がある。


どうしても自分を高く評価してしまうのだ。


それは人間が本来持っているものなので、仕方がないことではあるけど、出来ることなら自分が他人を見るのと同じ感覚で自分自身を客観的に見ることができるといい。


なぜなら、それをすることで冷静に物事を判断できるようになるし、こんなはずではなかったということがあるからだ。


自分自身は普通の人間だと意識して、判断すること


自分自身を客観的に見ることができるようになるための最低限の条件として、まずは一般的な人がどのような行動を取るか?ということを常に意識することが大事。


これって簡単そうに見えるけどよく観察しないとだし、抽象思考が求められるので、結構大変だったりする。


でも、これは癖のようなもので何度もやっていると自然とできるようになる。


例えば僕がよく考える軸として、年齢・立場(学歴・職歴など)。自分と同じような状況の人って一般的にどのような行動を取るか?どういう選択肢をとるか?ということを考える。すると、いくつかのパターンがあるということがわかる。


そして、そのパターンの結果としてどういう人生を選ぶか?ということが大体見えてくる。


自分自身の経験で考えたときに一般的な人が起こす行動


僕の最初の社会人経験は大手金融機関だった。

その時、自分みたいな人が客観的にどういう選択をするか?ということを考えたときに、会社が大きいので基本的に付き合う人は社内の人間で、毎週飲み会がある。


そして20代で結婚して30代前半で家を買うと、ローンの支払いがあるから行動できなくなって、ずるずると60歳を迎えるな〜ということを感じた。


これが悪いことではないし、そのような道を全員が歩むわけではないけど、普通の人で普通の選択をし続けたら、そういう風に収束していくと思う。


そして、その選択から違った行動を取る年齢が遅くなればなるほど当たっていくだろう。

という風に考えたときに、次に意識することはそのままで果たしていいか?


もし、それを考えて最高な人生だ!と思たら、今までの選択は間違っていないだろうし、絶対に嫌だな〜と思うのであれば、そこから逸れた行動をしなければ結果は変わらない。


よく、3年後の先輩や上司が3年後の自分だよ。って言われることがあるが、その時の反応として多くの人は「そうだよね〜」と口にしながらも「自分は違う」と思っている。


でも同じ価値観の人が周りでいて、年収と勤務地によって住む場所やライフスタイルが決まる中で、自分だけが全く違う選択をすることは冷静に考えておかしいと思う。


それなので、自分の現在いる立ち位置を他人を見るように冷静に判断すること。

そうすれば求めている選択と選んだ選択のギャップを少なくすることができるようになるだろう。

閲覧数:1回0件のコメント

Comments


bottom of page