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執筆者の写真Shunta Takahashi

正しさは諸行無常

もし世の中に「正解」というものがあるのであれば、一つだけ注意しておくべきことがある。それは何か?というと、「正解」というものは常に変化し続ける、ということだ。


例えば極端な例かもしれないけど、つい150年前くらいまで、アメリカでは黒人を奴隷にすることが正解だった。でもそれから150年経った今、アメリカで黒人の大統領が誕生するようになった。


かつては女性は結婚したら子供を産んで専業主婦になる以外の選択肢はなかった。それが今では企業の役員だったり経営者になったとしてもそこまで珍しいという話ではなくなった。


つまり昔であったら到底考えられないようなことでも、今の時代では普通になったりするということって無限にあると思う。


ということを考えたときに時代に合わせて最適解を変えていく変化していく力というのはすごく大事なスキルだということがわかる。


自分がやっていることを親はどう感じているか?


ということを考えたときにキャリアを考えていく視点の一つとして、両親が自分のやっていることについてどのような認識か?ということを想像してみるのもいいと思う。


もしあなたの両親が21世紀の価値観にアップデートしているのであればまだしも昭和の時代の感覚でいる場合において、彼らが良かれと思っていることをやっていることは今の時代では不正解ということがあることを認識する方がいい。


例えば20世紀は大企業の方が小さい企業よりも安定と言われているけど、果たしてそうだろうか?ビジネスモデルを変化せざるをえなくなったときに小回りがきく方がリスクが小さいと感じているし、いわんや国に頼るということは到底考えられない。


つまり親の世代にとっての正解をそのまま何も疑問を感じずにレールを走っていくということがとってもリスクであることを認識することが大事だ。


30年後は今の時代では絶対にやらないことが評価される


だから今の時代で選択するとすごく変な目で見られるようなことが30年後にはすごく尊敬されるものになるということは往々にしてあるということを認識するといい。


逆に今の時代で尊敬されるような仕事は30年後はどうなっているかはわからないという視点を常に持つといい。


人はどうしても環境に染まってしまう生き物だから、自分がその環境の中にどっぷりと浸かってしまうと、非常識なことをしているという認識がなくなってしまう。ので、ぜひともそういう視点をメタ認知するようなことを癖づけていくといいのではないだろうか。

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