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どうすれば成功できるか?ではなくて、成功を阻害している要因はなんだろうか?という問いを立てることが大事。

逆転の発想。これは思考力を鍛えるトレーニングとして非常に大事なものであると常々感じている。


自分自身が煮詰まった時に、発想を逆転させたり極端に考えたりすることで道筋を見出すことができたりすることは往々にある。


だから、どうすればOOができるだろうか?という一方通行の思考でいるよりは、たまにはOOができない要因は何か?ということを考えることで、今まで見えてこなかったものが出てくるのではないだろうか?


ということで今回はいくつかの事例を元に、そういう発想にするとどのような答えが出るか?ということを見てもらえればと思う。


今の時期に転職をするべきか、しないべきか?


まず20代の多くの人が問いを立てるだろうことについて、考えてみたい。 例えば「転職」について。


おそらく、この点について考える人は「自分は今の会社にい続けるべきか、転職するべきか?」ということを書き出すかもしれない。


そうすると今の会社のメリットとデメリットや転職するメリットとデメリットを羅列することになる。これはすごく大事だし、やった方がいいと思う。


でも、これに追加して考えるとすれば、「お金を稼ぐ方法は転職以外に何かあるだろうか?」という問いを立ててみる。


なぜなら最初の問いは「今の会社か転職か?」という会社員であることが無意識に前提となっている。でも収入の得る方法は税法的には10種類ある中で給与所得だけしか考えないというのはおかしな話。それ以外の選択肢をして、初めて納得してどのような給与所得にする

か?というステップも大事なのではないか?


また僕が営業だったので営業をケースにして考える。 「どうすれば営業で社内ナンバーワンになれるか?」という問いを立てると、例えばテレアポを1日100件する、とかPDCAを毎日やる、答えになるだろう。

それを「自分が営業でナンバーワンになることを阻害しているものは何か?」という発想に変えてみる。


すると、社内に怪物的なスーパー営業マンがいる、そもそも今持っている顧客では到底達成できない、達成するイメージができていない、など今まで出てこなかった考えが生まれる。

すると当然だが対策も変わってくる。


というように発想を逆転させることで、より多くのやるべき選択肢を持つことができるのだ。


思考回路を柔軟にするために


とはいっても、思考回路は無意識で行われるものがほとんど。これを変えるには無意識の行

動パターンを変えるしかない。


人は電車の座る位置や、服装のタイプなど、無意識レベルで行動がパターン化されている。

すると当然だが思考もパターン化される。


それなので、意識的に電車を違う路線で帰ってみたり、いつも食べない料理を注文する、など思考を柔軟にするような行動を取れるようにすることが大事だ。


場合によっては付き合いも年代、性別、性格など様々なタイプの人と接するといいのかもしれない。いずれにしろ、大事なことは自分が思考のパターンに陥っていることを理解し、そ

うならないために「行動」に着目して意識すること。


そうすることで、より柔軟な発想を得ることができるようになるのではないだろうか?



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