人生における転機とは何か??
ある本を読んでいて、すごく興味深い一文があった。
「植物の種を植えた次の日に、芽が出てなくて怒っている人はいない。 だが、人生においては違う反応になる。 多くの人は未来への種まきをして、すぐに芽が出ないからという理由で諦めてしまったり憤慨してしまう。」
というようなことが書かれていたのだ。
つまり結果が出るのは、何かを始めたりチャレンジしてからタイムラグがあるということを意味しているのだが、これを意識しているかどうかで今の行動や習慣が大きく変わってくると思っている。
なぜなら人生における転機についても同じようなことが言えるからだ。 そして、これを知った上で考え方をシフトすることができるならば10年後、20年後には大きな差になっていると思っている。
全ては捉え方次第
人生が大きく変わる瞬間や出来事を求めている人は、常にそれがどこにあるか?ということを探しているかもしれない。
ただ往々にしてそういうのは「あの時が人生の転機だった」という風に、後で振り返った時にそう感じるものである。
転機というのは読んで字のごとく「転じる機会」だ。 で、その転じる機会というのはスタートを意味しているので、その瞬間に何かが起こるわけではない。
ちなみに先ほども述べたように、何かを起こして結果が出るまでに時間がかかる。でも時間が経過して結果が出た後に、振り返るとそれが転機だということがわかるのだ。
また「転じる機会」はあくまで「機会」であって、必ずしも皆に当てはまるわけではない。
ある人にとっては転機になるかもしれないが、ある人にとってはただの出来事になる。
それをどう活かすか?は常に自分次第なのである。 ではどうすれば活かすことができるようになるだろうか?
チャンスを掴む人の特徴
結論から先に述べると、それは自分自身が常に「上機嫌でいること」だ。 その理由は冷静に考えれば分かることかもしれないが、いつも不機嫌そうにしている人にあなたは声を掛けたいと思うだろうか? 答えはノーだろう。
つまりチャンスが人からやってくるとするならば、不機嫌な人にはやってこない。 また人間というのは焦っていたり不安だったり不機嫌な状態になると今目の前のことで余裕がなくなってしまい、視野が狭くなってしまう。
そのため、そもそもチャンスにすら気付くことができないということが起こる。
ということを考えたときに、自分自身の心の持ちようがどうか?というのは大事ということが分かるだろう。
特に個人的な経験から言えば、物理的な忙しさも若干関係するかもしれないが、マインド的に「忙しい」と思ってしまうと人は何かを受け入れることができなくなるので、ぜひこの点について注意していきたいと思っている。
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