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「淡々とやる」のと「こなす」のは違うよ

更新日:2020年4月16日

何かを成し遂げるには、毎日の継続した活動が大切だ。 そのため、モチベーションや感情の浮き沈みに囚われず、日々活動をしていくことが大事になる。


しかし、それをできる人でも、結果が出ないことがある。


それはなぜか?ということについて、僕は長い間かなり疑問に感じていた。 同じように淡々とやるけれど、結果が出る人と出ない人。その差は一体なんなのか?

それについて最近、自分なりの答えを出すことができた。


淡々とやるけれど、そこに魂がこもっているか?


それは、姿勢の違いである。

例えば、僕たちが営業で月に100万円売り上げたい、と思ったとする。 そうした場合に、逆算して一日の商談数やテレアポの数を算出して、1日50件、電話をした方がいいよ。ということをアドバイスする。


すると大抵の人はそれを元に「とりあえず」テレアポをするだろう。

そこまでは別に悪いことではない。いや、むしろ素直に行動をすることは偉いと思う。

しかし、そこから大きく差がつく。

それは1日50件の電話をした方がいいと言ったときに、ただ50件の電話をこなすだけの人か、1件1件電話をしていく中でうまくいかなかったらなぜうまくいかなかったか?ということを振り返れる人で、1ヶ月経った時のトーク内容が全然違う、ということが往往にしてあるのだ。


つまり、同じ行動をしていても、スタンスによって全然違う結果になるし、さらに途中の行動が変わってくる。


淡々と行動量は確保しながらも、自分自身でPDCAを回す癖をつけないと、全くうまくいくようにならない。


うまくいかなかったら、毎回「なぜ」を問うべし


管理者視点で言うと、姿勢の違いは報告の違いで分かる。

「今日は50件電話しましたが、アポイント取れませんでした。また明日も頑張ります!」

こういう、報告はだいたいPDCAを回していない。行動量が目標になっている典型だ。


逆に、「今日は50件電話してみて、アポイントが取れなかったです。おそらく今はこの業種は景気が悪い傾向にあるかもしれないので、明日は別の職種でアプローチしてみます」

というように、反省と改善を日々することが大事。


もし日報がない会社でも自分自身の振り返りはしっかりとするべきである。

正直、僕自身に関していうと無駄な努力が大嫌い。無駄な努力とは成果に繋がらない努力のこと。


それなのでうまくいかなかったときに、そのまま何も感じずに行動し続けることは絶対にやりたくないし、それを外から見ることすらも嫌気が感じてしまう。

それなので、多くの人に日々仮説思考をつけて、「なぜうまくいかないのか?」、「どうしたらうまくいうのか?」という視点を無意識のレベルでできるようになってほしい


これは単純に習慣さえつけれれば誰でも身につけることができると思うので、思考停止はやめてもらって頭を使う習慣をつけることが大事だ。

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