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『イカゲーム』を視聴した北朝鮮の高校生に懲役刑がくだる 販売した住民は銃殺されたと報道【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.201】

北朝鮮でネットフリックスのドラマ『イカゲーム』を密かに視聴した高校生が当局に摘発され、無期懲役など重刑を宣告されたと、自由アジア放送(RFA)が11月23日、報じた。

北朝鮮住民の間で韓国ドラマなど外国の映像が密かに広がっていることを受け、北朝鮮当局が取り締まりを強化し、険悪なムードとなっている。


RFAによると、最近北朝鮮の清津市のある高校生7人がイカゲームを視聴し、109常務連合指揮部の検閲で摘発された。ドラマが入ったUSBを中国から密輸入して学生たちに販売した住民は銃殺され、これを購入して視聴した学生のうち1人は無期懲役を宣告された。


残りの6人は5年の労働教化刑を言い渡された。当局は、情報提供を受けて学生たちがドラマを視聴する現場を押さえた。


北朝鮮事情に詳しいある消息筋は、「昨年12月に反動思想文化排撃法が制定された後、初めて摘発された青少年の事例だ。非常に問題になっている」とRFAに話した。


同法は、外国の映像物、出版物、歌などの接近と所持、聴取を禁止している。同消息筋は、「新型コロナウイルスの感染拡大のために国境が封鎖されたのにどのようにしてUSBが持ち込まれたのか、当局が調査と処罰を予告しており、住民が不安におびえている」と付け加えた。

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