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執筆者の写真Shunta Takahashi

いつでもやめられるという精神

更新日:2020年4月19日

一歩踏み出せずにチャレンジできない人であったり、責任感が強い人がよく陥りがちな思考として、「たとえ始めたとしても、いつでもやめられる」という思考が弱いのではないだろうか?と感じることがある。


特に責任感が強い人は、何か失敗したりミスを犯してしまうと、先々までのことも考えてしまい、落ち込む(人によってそれぞれの程度はあるが)。


僕もメンタルは強くないし、むしろ弱いからこそ常にどういう状態にすれば、落ち込まないですむか?常にパフォーマンスが出る状態をキープできるか?ということを考える。


その結果として身につけることができた思考法の一つがい「いつでもやめられる」思考である。


いつでもやめられると思うと意外と続けられる


これを最初に経験したのが、学生時代にインターンをやっていた時。

正直、死ぬほどキツくて早く辞めたい、とばかり思っていた。でも、その時に冷静に考えて、ここで辞めることは完全に逃げているだけだ、という結論に達した。


なぜなら、きつい以外で辞める理由が他に見当たらなかったからだ。

他にやりたいことがあったとか、そういうポジティブな理由は全くなかった。


そして、その時に僕は「まあ辞めようと思えばたかがインターンだし、何も失わない。いつ

でも辞められるんだったら、マジでやばくなったら辞めよう」と思うようにした。


すると、結構気持ちが楽になって、結局卒業前まで活動することができるようになった。


営業で厳しい数字だった時


また会社員時代に営業で苦戦していた時も同様だ。

どうせ数年後には辞めているんだから、今落ち込む必要なくない?というマインドになることで、だいぶ気持ちが楽になった。


おそらく自分を追い詰めてしまう人は、他の選択肢を検討していないし、そもそもないので今の唯一の存在意義が脅かされると必死になるし、うまくいかないと、ヤバイってなる。


別にヤバイって思うことはダメなことではないけど、パフォーマンスが下がるまで落ち込むと逆効果。どうせだったら精神衛生上は良い状態で落ち込みたいもの。


そう考えた時に、オプションを用意したり、辞めても死なないという状態で余裕を持たせることは大事だと思う。


どうせ辞めるからやらないは違う


ただ、それを言うと「どうせ辞めるのだったら、そもそも初めからやらなきゃいいじゃない??」って思う人がいる。


損得勘定が強い人は特にそう言う思考になりがちだ。結局、OOになるのだったら、最初からOOしなければいいって言う口癖。


部屋はどうせ汚くなるから、ゴミは片付けなくていい。。。 受験の勉強は役に立たないから、勉強しなくていい。。。。


でも、それを突き詰めていくと、こうも言えるよね?


どうせ人は死ぬんだから、今生きる意味ってあるの?って。


もし、それに違和感を感じるのであれば、今の思考を見直そう。 大事なことを「今」を必死に生きることだ。


確かに部屋は汚くなるかもしれないし、受験は役に立たないかもしれない。 でも、そう思ってずっと汚いままよりは綺麗な部屋にいる時間があった方が幸せだし、受験勉強は未来の役に立たなくても、それをやることによって日々の授業が楽しくなるかもしれない。


つまり、未来に起こることがたとえそうだとしても、それは今をおそろかにする理由にはならないと言うこと。

そう考えた時に、「いつでも辞められる」という精神を悪く転用しないようにしてほしいものだ。

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