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執筆者の写真Shunta Takahashi

給料を決める3要素について

そろそろ就活が始まってくる中で、どのような企業に就職をしたいか?職種は何が良いか?ということを決める時期になってきていると思う。


今思い返すと僕の場合は準備こそしていたものの全然軸が決まっておらず、内定は運よく貰ったが、もっとこうしておけばよかったな〜と思うことが多々ある。


その中で知っておいた方が良いことの一つが給料は何で決まるか?ということ。お金に興味がないのであれば、お金に困る生活はしない方がいい。なぜなら、お金に困るとお金のことを考えないといけない日々を送ることになるから。


ということを考えた時に、仕事と人間関係の満足度が同じであれば給料が高い企業の方がいい。今回はその給料について焦点を当てて解説する。


給料が決まる要素①業界の利益構造


一つにはこれがあると思う。僕は、これだけを見て就活していた。

どういうことかというと、同じ仕事をしていても企業が属する業界の利益構造によって給料が変わるということ。これは自分の努力や才能に一切関係なく決まってしまう。ある意味で残酷なものだ。


例えば総務という仕事。この仕事においてメーカーと金融業界の違いはあるだろうか?正直あまりないと思う。


でもおそらく30歳になった時の年収は金融の方が高いだろう。 なぜか?


それはメーカーが原材料や工場など多くの固定費を抱えるので、商材にもよるが利益は10%あれば御の字。それに対して金融業界はお金にレバレッジを働かせてお金を生み出すビジネスなので、原価は人件費程度だ。

ということを考えた時により多くの給料を金融業界の方が払えることが可能だからだ。


給料が決まる要素②職種による需要と供給

2つ目は職種による違い。 例えば一般事務とコンサルティングの職種において、やはり一般的に給料が高いのはコンサルだ。


なぜならば一般事務は仕事したい!できる!っていう人の供給は比較的多い職種だが、コンサルティングの世界はプロフェッショナルを求められるので比較的供給は少ない。

つまり需要と供給のバランスで給料は決まってくるのだ。 ちなみに営業は供給が多いが比較的給料は高い方だと思う。なぜか?


それは需要が圧倒的に多い職種だから。どんな会社でもBtoBであればほぼ間違いなく営業は存在する。

ということを考えてもやはり需要と供給は一つの判断軸になる。


給料が決まる要素③仕事の成果


最後に来るのが成果(世の中に与える価値の大きさ)だ。この要素は年収を100倍以上も変えるほどのインパクトがあり、唯一、自分の努力でなんとかなるものだ。


ただ通常は100倍も差がつかない。なぜなら、100倍もの価値を出すことは普通の人はできず、だいたい20~30%くらい差で落ちつくからだ。


ではどういう場合に差がつくか?というとレバレッジをかけているかどうか? 例えばカレーの店長と、CoCo壱の創業者では年収は100倍近くの差はあるかもしれない。


ソフトバンクショップのオーナーと、孫正義さんは100倍どころじゃない。

つまり同じ業界でも与える仕事の価値で大きく差が開く。


ということを考えた時に意外と侮れないのが仕事の世の中に与える価値、一般的には「結果」や「成果」と言われるものが重要だ。


全てを網羅的に考えた上で、、、

ということを考えて就活をするときは是非とも選考に臨んでいきたい。 ただ一つだけ言うならば、仕事の目的は極論すると幸せになること。

つまりこれらの要素に当てはまるものを選ぶことを目的化してしまい不幸になってしまったら元も子もない。


あくまで今回の3つの要素はより給料を多く得るための判断軸だ。

それなのでこれらを踏まえながら、本当に自分がやりたいことやワクワクすることを照らし合わせて考えればいいと思う。


実際にそうものを選べばユニクロの柳井さんみたいに、アパレルという儲からない業界でも世の中に対して多くの価値を与えて、長者番付でトップになることもできる。

ぜひ今後の仕事選びの参考にしてもらえればよいと思う




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