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執筆者の写真Shunta Takahashi

20代、最後の年齢になって思うこと

つい最近、20代最後ということで29歳を迎えたわけだが、今までの人生を振り返って考えたときに、この1年に関しては人生で最も学んだことの点と点が繋がった年になった。

僕にとって独立して最初の年となったわけで、非常に特別な意味合いがあったということもあるのかもしれない。


学生時代から「いつかきっと」と思いながら中々決断できずにいたところを、色々なリスクをシミュレーションしながら石橋を叩きに叩いて渡った道だ。


いい大学に出ていい企業に就職することを良しとしてきた(実際にそうしてきた)価値観を大きく変えることは大変だったが、いざチャレンジしてみると思いのほか最悪の事態にもなっていないし、自分のリスクの許容範囲が広がったので、大抵のことでは動じなくなっていた

ということもあるのだろう笑


その結果として感じることは、やはり「人生は一回で人生は短い」ということに落ち着くの

だった。


なぜ24時間、仕事の事ばかり考えているのに自由を感じるのか?


29年の間を生きてきて、おそらく自分の時間を生きたのは直近1年だけかもしれない。そんなことを、最近はよく思っている。


今は起きている時間はほぼ全て仕事の事を考えているし、日によっては朝から晩まで「仕事」というのもざら。当然、土日は関係ない。それでも人生で一番自由を感じているのは、自分が入れたスケジュールに則っているからだ。


最近免許の更新に行ったが、たった2時間の拘束だけでも正直、気分がそわそわして、本当に疲れてしまった。自分が毎日10時間以上もこのような状態になっていた事を考えると、やはり「慣れ」というのは怖いなっていう事を改めて感じるのだ。


僕は朝5時に起きて、それから1時間程度PCで作業しているけど、それは自分の意思で「やりたい」と思っていること。独立して1ヶ月は毎朝9時起きをしていたら気分がよくないので、自分が1日を最大限のパフォーマンスを出せる時間ということで今は5時に起きて作業するという事をしているのだ。


というように自分の裁量で1日を設計できる。それがフリーランスの最大の魅力ではないか?という事を感じる。


フリーランスでうまくいかなくなる人は自己管理ができない


逆に自己管理ができない人は即死すると同時に思ってもいる。

別に何もしなくても誰からも何も言われない。ただ貯金が減っていくだけだ。そうなったときに長期的に、そういう人が個人で働き続けることはできない。


つまり自由とは責任を伴うもの。

ということで、相応の責任を負う覚悟がないと生き残れない世界だということも分かってほしい。


多くの人から独立の相談を受けるが、その前に、個人の名前でも信頼される振る舞いをしているのか?、自分で律する力はあると言えるのか?、そういう事を自分で問いかけて欲しいと思っている。


常に先を見据えるという事


そして責任に加えて、大事なポイントが先を見据える力、というのが必要だ。もちろん会社員にも必要なスキルだが、優秀な経営陣に任せたらなんとかなってしまうということがある中で、個人で働く場合にはそれを自分自身が色々な情報を材料にして考え抜くということが必要になると思っている。


特にコロナが起きて、それを切実に感じた。

僕は2月にはコロナ対策として当時の方針を変更する必要を感じて、どうにか危機をチャンスに変えられないかとずっと考えていた。


経営者の先輩に壁打ちしたり、周りを観察したりする中で5月くらいからようやく「型」が出来上がったのだが、いつまでも今の状態が続くと思うと足元をすくわれるというのを感じた瞬間だった。


逆に今ではコロナによるデジタルトランスフォームすることで、距離を超えて地方の人とも一緒に仕事ができるようになったりと、却ってコロナが起きたことで変化することができたし、新たな可能性を掴むこともできた。



そういう意味ではすごくいい経験になったし、また一段成長することができたのかなっていうことも思う。


やはり全ての軸は「人生は一回で人生は短い」


最後に何度もしつこくて申し訳ないけど、それくらい僕にとっては全ての基準が「人生は一回で人生は短い」ということに集約されている。


これを自分の指針にしてから、圧倒的に周りからの目が気にならなくなったし、本当に自分の人生を生きようって心の底から決意することができた。


だから僕は自分の価値観を通して「人として正しい行いをする」ことができている限りは、遅かれ早かれその分の対価が返ってくる事を信じているし、周りを観察したときに実際にそうなっているのを見ると確信を深めることができている。


逆に自然の原則に反する結果というのは長期的には修正されていく中で、できる限り豊かな

人生を送るのにふさわしい人格、人間性、器を広げることが自分にとってのテーマだ。


今は学生時代と匹敵するくらい、机上の勉強だけでなく世間から学ばせてもらっている、毎日、学べることが楽しくて仕方がない状態ではあるが、そこに費やした時間をただ自己満足で終わらせるのではなく、世の中をよりよくするための力となるように社会に還元していく事を20代の最後はしていきたいと思うのである。


いつも記事を読んでくれる読者のおかげで、もうすぐ1年を通して毎日投稿することができそうです。本当にありがとうございます!

これからも引き続きよろしくお願いいたします。




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