なぜ課題をKPI設定することが大事なのか?
年末年始、鬼速PDCAの朝活イベントを毎日やっていて結果として、数十人に指導をしてきた。その中で多くの人がつまずくのがKGIとKPIを設定すること。
ちなみにKGIはKey Goal Indicatorの略でゴール(目的)を達成するための重要な指標のこと。そして KPIはKey Performance Indicatorの略で目標を達成するための重要な指標のことだ。
つまりゴールを達成するためにOOという指標を達成することが大事で、そのOOを達成するためには▲▲という指標を達成することが必要というように、KGIとKPIは親と子みたいな関係になっている。
そして、それぞれについて指標というからには具体的で定量的、かつ期日が決まっている必要がある。しかし、多くの人はそこが凄くあいまいになってしまう。
例えば「いつも会社に遅刻する」という課題を解決するためのKPIを作って、というと「外が明るくなるまでに起きる」みたいな感じだ。
いやいや、外が明るくなるって何時だい?ってなるだろう。 ここでのKPIは別の言葉で言い直すと、「客観的に他人があなたを見た時にOOという状態だったら早起きができているよね!」と思われるようなものだ。
だから例えば「朝の6時には布団から出ている状態になる」とか数字がはっきりと決まっていないとKPIないしはKGIとしては不十分なのだ。
ではなぜそういう風に数字で定量化させることが大事なのだろうか?
振り返りをすることを意識しているか?
その理由はすごく簡単だ。 振り返った時に、そのKPIやKGIが達成できているかどうかが明確になるからだ。
例えば早起きをする!だけのKPIだったら、振り返った時にそれが早起きできたかどうかを判断することが難しい。そもそも、そんな曖昧なKPIだったら朝起きた時間を毎日記録することはしないだろう。
でもKPIとして6時に起きる!っていう風に定めればそれができていたかどうかというのを判断することができるし、もしできていなかったらなぜできなかったのか?という風に原因を追求することができる。
多くの人は振り返りということをないがしろにしてしまうが故に、KPIやKGIを数字で落とし込むことの重要性がわからない状態になってしまうのだ。
本当に振り返ったりして効果が出るのかい!?
それはちゃんとPDCAをやって効果が見込めた経験がないからなのかもしれない。
でもそれはやり方が間違っているだけでちゃんと実行すれば誰でも成果を出すことが可能だ。
実際に僕も参加者と一緒にPDCAをやっていく中で12月から始めた朝活を盛り上げる(30人新しい人が毎月参加する)というゴールを設定した。それについて、12月は10人も満たなかったが、1月は4日経過した時点で既に23人が参加している。
これはPDCAサイクルを毎日回して、実行することを繰り返していく過程で告知方法とかキャンセル率の高止まりを防止するための施策をしたに過ぎない。
だから営業をやっている人や今年立てた目標をなんとか達成したい!と思っている人はぜひとも実行してみて欲しい。
まじで笑えるくらい効果が見込めるから。
もしやってみてうまくいかなかったらこちらに気軽に相談してね笑 shuntat@reading-japan.com