成功体験よりも失敗体験を参考にすることが大事
よく成功本や自己啓発の本ががたくさんあるけど、それはなぜか?ということを考えた時に、すごくシンプルな理由だということがわかる。
それは、人生における前提条件が全く違うので千差万別だから、ということに尽きるだろう。
例えば成功するリーダーということを考えた時に、部下を引っ張っていけるようなカリスマリーダーもいれば包み込むようなリーダーもいる。
つまり人の数だけ成功の方法があり、それを数えたらキリがないのだ。
そして多くの本は、その人が成功したスタイルに沿って本を書いているからポジショントー
クが多少なりとも入っているに違いない。
もちろん、このブログも僕自身の人生経験を元に書いているので、偏った意見もあるはずだ笑
ということを考えた時に、確かに成功した方法やうまく行ったやり方を吸収することは全然悪いことではないし、それを抽象化して転用して自分の場合に置き換えるという作業を通して、使える知識になることはある。(なぜなら僕自身が成功本が大好きだから)
ただ大事なことは成功したこと以上に、失敗した人の話をたくさん聞いておく方が為になったりするということだ。
失敗する人は大体同じパターン
なぜなら、芸能界や政治の世界やビジネスの世界でも、大体その人たちがいる業界で失脚するのは同じパターンだからだ。
例えば最近では芸能界で失脚するのは「不倫」と「薬物」だ。この2つの問題で活動を停止せざるを得なくなるケースが多いことがわかる。
また政治の世界でも「女性問題」と「献金」に関わる問題が多いのではないだろうか?
経営の世界でも大体において失敗するパターンが決まっている気がする(酒、ギャンブル、女性問題など)
ということを考えた時に、まずは失敗していく人たちの共通点を見ていく過程で、自分がそうならないように環境を変えることが大事だと考えている。
案外、自分は大丈夫だと思っていてもそうなってしまうものだ。だってどんな業界でも頭角を表した人は馬鹿ではないから。
才能があって、優秀で、真面目でないとどんな分野でも結果を残すことはできない。おそらく失敗する要因についても知ってはいるし自分はそうならないようにしようって思っているだろう。
でもそういう人たちでさえ、同じような理由で足元をすくわれるのは恐らく自分の理性ではどうにもならないから。ということを考えた時にやはり環境を変えることが大事なのではないだろうか?
自分は特別ではないという意識を持つこと
人間は誰しも「自分だけは特別」という意識を持つ。これは思考のクセと呼ばれるもので、
多くの人が何も考えないで過ごしていると自然とそのような考え方になっていく。
だから、大事なことはそういうクセがあるということをまず認識して行動するということだ。
そうすることで、失敗をする確率を少なくすることができるだろう。行動することによる失敗は学びを得ることでさらに成功に近づくことができるし、結果をコントローすることはできないということもあるし許容できるものだ。
でも上記で述べたような失敗は、知識として知ってそれをちゃんと理解することができれば
防げるものだ。
どうせだったら無駄な失敗はしない方がいいに決まっている。
だからこの点についてしっかりと意識するといいのではないだろうか?