よくキャリアの相談を受けていく中で、多くの人は「何をやったらいいですか?」ということを聞いてくれる。
そんなの知らんよ、っていうのが本音だ。
「やっぱり誰と仕事をするか?は大事ですよねー」っていう人もいるが、それに対しては、「当たり前やろ」っていう回答をしている(っていうのは嘘だが)
はたまた、「どうすればフリーランスとして独立できますか?」っていうHowを聞く人もいる。そういう人には「今からスマホでウーバーイーツに登録して、明日開業届を出しに行け」っていう(っていうのは嘘だが)
しかし、「いつやったらいいか?」や「どこでやったらいいか?」というWhenやWhereを聞く人は全然いない。Right place, Right Timeという言葉があるにも関わらず、、、
戦略とは順番だ
昔読んだ本で、すごく好きなフレーズがある。それは「戦略とは順番だ」という言葉だ。つまり何をするにも順番があって、それを間違えると結果は全然違ったものになる。
もしサイバーエージェントが安定的な収益を生み出す広告代理事業をしないでいきなりAbemaTVを展開したらどうなるだろうか?
もし楽天が金融事業やモールの売り上げなくしてモバイルから始めたらどうなるだろうか?
答えは自明だ。企業は戦略を立てるときに、しっかりとした段階を踏んで成功確率が高い順番で事業を組み立てていく。
そして人生というのにも同じように戦略を立てることが大事だと思っていて、それを意識して時間を過ごすのとそうでないのとでは10年後、20年後には圧倒的な差になっているのだ。
では筆者自身が考える人生における順番とは何か? それはできるだけ若いうちに稼ぐために必要な時間の使い方をする習慣をつける事、だと思っている。
資産は複利の法則が働く
「稼ぐために必要な時間の使い方」とはなんだろうか?例えば、勉強(読書やセミナー)、筋トレやランニング、ブラインドタッチの速さ、などがあると思っている。
これらを極めている人とそうでない人とでは、成長の度合いが全然違う。
例えば毎月10冊読書をしている人と1冊読書をしている人だと、1年で100冊以上の知識の差が出る。10年で1000冊以上だ。
10年で1000冊以上の知識を得た人は、そこで得た知識から新たな知識を得るための問を立てることができ、その問からさらに新しい知識を得るという好循環に入っていく。
ブラインドタッチで人よりも1日1時間早く作業できれば、1年で365時間多くの時間を使える、その時間が10年になると3000時間以上で1年半の労働に匹敵する。
このように時間を味方につければ、すごい勢いで成長をすることができる。だから若いうちはできるだけ登り坂を駆け上がったほうがいい。そうすれば人生の後半は下り坂になるから。
逆に20代しか遊べない!っていうことで、そういう時間を過ごすと30代になってからマジできつい思いをする。
今、30代になって思うことは歳を取るにつれて段々現状維持の思考が強くなるということ。もし20代で独立していなかったら多分今頃会社員だったと思う。そして40代になったら30代までだったら独立できたのに、、っていう繰り返しなんだろうなっていうことを感じる。
常に人生のピークは「今」という意識で危機感を持ち続けることはとても大事だ。
ぜひこの点について一度意識をしてみるといいのではないだろうか?
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