個人で仕事をしてから6年近く経ってきたなかで、色々なことに気づく場面があったし、教えてもらうこともたくさんあった。
その中でどうしたら最短で成長することができるのか?ということを考えた時に、やはり必要なことは観察力ということに尽きると思う。
自分自身で経験することには限界がある中で、少しでも他人の経験を自分の経験に生かすことがすごく大事なのではないか?ということを思うのだ。
ただ、この観察力というのは簡単に身につくことができそうだけど、ちゃんと意識しておかないと気がつくことができないものであるから、常にアンテナを張っておくことが求められる。
そして、これを身に付けているかどうかで2年後や3年後にはとてつもない差になっているのだ。
大学時代と会社員時代のお話
例えば僕にとって印象的だったのは大学時代のゼミの先生が人といる時の接し方だ。
その先生は当時70歳手前で、多岐にわたってすごく人脈がある人だった。で、その人の近くにいるとすごく感じたことが、人と会った時の振る舞い方が普通の60代の人とは比べ物にならない動きをするということ。
まず絶対に名前とその人の属性を覚えていることはもちろんのこと、会ってすぐにやることといえば、その人にとってメリットがある人を紹介したりするのだ。
文章にして伝えるのはなかなか難しいのだが、とにかく振る舞う時のスタイルがすごくオーラを感じさせるのだ。
これは人と接する時にいつも脳裏に焼きついていることの一つである。
またもう一つ僕が過去に観察して勉強になったのが、上司の会食に同行した時。その上司はトイレに行くいうことで席を外している最中に会計を全て済ませていたのだ。その時、僕は上司が財布からカードだけ取り除くのが見えていた。
つまり相手が席を立ったり、自分がトイレに行っているついでに会計をすることで、相手が気づかない間に全て終わらせるということをしていたのだった。
これは当たり前のことかもしれないけれど、当時の僕にとってはすごく新鮮で、こういう風に会計をするとスマートに見えるんだな〜とか色々学ぶことがあった。
相手と自分の差を知ること
だから、もしあなたが何かで結果を出したい!と思うのであれば、既に結果を出している人の近くに行って、自分との差を埋めることをしていくことが大事だ。
結局、自分の頭で考えたところでその考えている方向性は大体においてズレているもの。だってもしズレていなかったらとっくに結果が出ているから。 また、ただ近くにいればいいかというとそういう訳でもなくて、何度も言うが、ちゃんと観察をしていないと相手がやっているちょっとした工夫とか違いに気がつくことはできない。
それなのでアンテナを常に張っておくことも大事で、自分のやり方は間違っていると思える謙虚さも兼ね備えておきたい。
逆にそれ以外の方法で自分が成長する方法を模索しようとしてもすごく非効率だし効果的ではない結果になってしまう。
だからまずは観察力を磨く訓練をしてみてはいかがだろうか??
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