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執筆者の写真Shunta Takahashi

バランスを取るということ

何かの結果を出すためには集中することが大事だし、そのためには時間というものを一定の期間は投下する必要がある。その際には生活のバランスやお金の使い方がすごく偏ってしまうことがあるかもしれない。

ただ、それを一定の期間経過することで、突き抜けることができるようになる。 とはいえ、その偏った状態を一生継続するべきか?というと、必ずしもそうは思わない。知り合いにも仕事に時間を使いすぎて家庭生活が破綻している人もいれば、家族との時間を大

切にし過ぎたことで60歳の手前になって会社からクビを宣告された人もいる。

ということを考えた時に人生全体でバランスを取るということがすごく大事なのではないか?と感じている。

幸福の条件を明確にすべし

僕は資本主義社会で豊かに生きるためには、お金、時間、健康、仲間や家族、仕事のやりがいが大事だと思っているし、その点についての重要性に関しては常々語ってきた。

これらを満たすことができれば幸福な人生を送ることができるだろうし、逆にいえば、これらを1つでも満たすことができければ真の意味で幸せな人生だとはいえないと思う。

だってどんなに時間とお金があっても孤独だったらすごくつまらないし、健康を害してしまったら何もすることができない。

ということを考えた時にバランスの成功というのはすごく大事だと思う。 昔、グロービスの創業者の堀さんの本を読んだ時に、何かで結果を出そうと思ったら数年間は死に物狂いでやらないといけないから生活が偏るけど人生全体でちょうどいい塩梅でバランスが取れていれば、それでよし。ということを書いてあってなるほど〜っていうことを思ったことを今でも覚えている。

社会人1年目のワークライフバランスについての意見

とはいえ、社会人1年目で1ヶ月や1週間をバランス取ろうして残業をしないとか、プライベートの時間も仕事に関わるようなことをしないというのは相当ヤバイ。

なぜならバランスを取る必要があるだけの器が備わっていないからだ。 まず、やるべきことは器を大きくすることで、すなわちどれか一つでもいいので突き抜けたものを獲得するという経験を積むことだ。

そのためには、冒頭で書いたように一定の時間を投下する必要がある。 だから堀さんが述べているようなことをまさしくやってみるといいと思う。人生全体でバランスをうまく取れるようにするにはどうしたらいいか?と。

そうすると、答えとしては20代に関しては仕事だなっていう結論が出るだろう。ただその先をちゃんと見据えてそう決断している状態とそうでない状態は全然違うということだけは最後に補足しておく。




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