「非凡」ということは平凡ではない、ということなので言葉通りの意味で受け取れば、平凡な人が非凡な結果を出すことは矛盾している。
ただ唯一、そうなる方法があるとすれば行動を変えること。つまり人がやらないことをやることが大事なのだ。って僕は簡単に片付けていたが、それを周りに言ったらぽかんとされるので、今回この点についてもっと言語化しようと思った。
逆にこれを確認して、納得いかないようであれば僕はぜひどこが意味が不明なのかコメントを欲しい。それがすごくフィードバックになるので。
情報はピラミッド構造になっている
今回、「人がやらないこと」って一体何か?ということについて具体的に話をしていきたいと思うが、そもそも行動の前提となる「情報」には階層があって、基本的に上から下に降りてくるというのが原則だ。この上というのは「富の大きさ」の度合いだ。
つまり一番上には政府があり、そこから企業のオーナー、サラリーマン社長、管理職、一般社員という順番になっており、そのような順番で情報が行き渡る(例外もあるかもしれないが)。
ということを考えた時にまず分かることは、すごくおいしい話は一般社員のところには来ないということ。
例えば30年前から企業を経営していた人と話をすると、社長仲間の間でNTTの携帯事業の一次代理店を募集する話があったらしい。今はどうか分からないが、これによって大成功をして巨万の富を築いた人がゴロゴロいるというのは事実だ。
でも、その話は結局一部の経営者や芸能人などしか情報が行き渡らなかった。なぜか?
そんなにスゴイ話だったら、上層部の間で全て処理されてしまうからだ。
これは不動産や株や仮想通貨についても同様で、みんながやりたい事業や投資については、
「みんな」に行き渡らない。
言葉を悪く言えば残りもののカスみたいな残飯をみんなで分け合うしかないのだ。
以上の話から、すごいおいしい話というのは我々のところにやってくる前に終わっているということが分かったと思う。
ということを考えた時に我々のような一般人はどうすればいいのだろうか?
人がやらないことについて、2つの軸がある
この答えについて、人がやらないことをやることって冒頭に述べた。
でも、人がやらないというのにはもちろん理由がある。それは大きく2つあって、本当にやりたくないもの(つまり全然おいしくない話)もしくは、誤解されているもの(いわゆる胡散臭い、怪しいもの)だ。
例えばトイレの清掃とかは仕事としておいしくない(僕にとっては)ので、本当にやりたくない。誰もやらないとしてもチャンスとは思えない。これはみんな同じように感じると思う。
ということを考えた時に大事なポイントが「誤解されているもの」だ。 つまり一般的に周りの人が「やりたくないよね〜」というものの中に本物があったりする。
僕が今思いつく物をパッと挙げるとすれば、農家、ギャンブル、産業廃棄物業、宗教の教祖、美容師、介護施設のオーナーとか。他にもたくさんある気がするが。。。
これらの特徴として2つある。一つは昔からありテクノロジーが進化してもなくならないもの、そして二つ目は業界内部にイカサマをしたり不誠実な人がいて、世間の評判が良くないということ。
後者について、眉間にシワを寄せている人がいるかもしれないが、これはすごく大事な観点で、業界(手段)がヤバイのとそれに携わっている人がヤバイのは別で考えることが大事だ。
例えば宗教にはキリスト教のように2000年以上続いているものもあればオカルトみたいな宗教もある。でも宗教というと日本では怪しい印象がある。それはオウムをはじめとした新興宗教がヤバイことをやっていたということと、(僕もそうだけど)信仰がない人にとって宗教は未知のものなので理解できないからだ。その結果怪しいと処理されてしまうのである。
つまり自分が無知なもの=怪しいとプログラムされるようになっている。逆にいえば、多くの人が本当の情報にアクセスできないものに実はチャンスが転がっているのではないだろうか?
とはいえ、そうは思っても中々頭では分かっていても考え方を変えることはできないというのは自分自身もそうなので、その点については理解できる。
でも本当に平凡な状態で生まれた人が天才的な才能なく非凡な人生にしようと思ったら、上記の考え方は絶対に必要だと思う。それ以外で非凡になる方法があればぜひとも教えて欲しいって心から思っている。
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