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執筆者の写真Shunta Takahashi

人生観が決まっている人の判断基準について

人は1日に何千回、何万回の選択をすると言われているが、人生での大事な決断については10回もないだろう。


で、その選択の際、何に基づくか?と言えば自分の価値観や考え方だったりする。

ただその時に大事なのは、価値観が定まっている人もいればそうでない人もいるというこ

と。

その違いに判断基準も全く異なるものになるということ。

ではどんな判断基準になるのだろうか? ということを今回は解説していきたい。


Canか?Wantか?


結論から言うと、人生観が定まっていない人は何かを決断するときに、自分ができるかどうか?で判断するのに対して、人生観が決まっている人はその決断が自分の実現したいものの


達成に近づくことができるか?で判断する。

例えば転職(就職)活動をするとしよう。 自分の価値観が決まっていない人は仕事を探す際に、まず最初に「自分ができそうな仕事」から入る。そうすると、過去にやってきた事や経験から選択をすることになる。


別にその軸がダメだと言うことではないが、ただ、結果としてどうなるか?というと、過去の判断基準と同じ考え方で次の仕事探しを選択することになるので後悔する可能性が高い。

なぜなら、今の状態は過去の選択の結果であって、過去の選択基準と同じだったら未来も後

悔するに決まっているからだ。


逆に人生観が決まっていれば、今までのキャリアとは全然違う方向だけど、得たい未来に最短距離で行けるにはこれだ!っていうことで、過去のやってきたことや経験からではなく、

未来から逆算して選択をすることになる。


もちろん、実際にその仕事につけるかどうか、は別問題ではある。ただそういう考えの人は、過去の自分から未来を考えるよりも人生の選択肢は必然的に広くなるし、劇的に変わる可能性があるだろう。


できる範囲で選べる選択肢は限られている


そもそも20代でできる範囲は限られているし、その中だけで選んでいたら、やりたいことがなかった時に一生見つかることはないだろう。


それよりも、やりたいことの軸をまずは決めて、それを実現する方法を考える。で、考えた結果として、その方法が今の自分では無理だと思ったら、どうしたらそれが無理ではなくなるか?ということを突き詰めていけばいいだけだ。


30歳になって思うのは、起業とか独立に必要なスキルを新卒のサラリーマンが備えているはずがない。じゃあ、起業できる人は先天的に天才だったか?と言われれば、そんなこともない。


実際に自分自身も新卒を振り返って、フリーランスに必要なスキルは0に近かったと思う。でも5年近くかけて、それで食っていけるように成長を目指したし、最初に目指した時に「自分にはできるだろうか?」なんて1ミリも考えなかった。


多くの起業家も同じ。まずOOしたい!っていうのがあって、それに必要なスキルや人脈、経験を後からつけて、経営者にふさわしい人間になっていったのだ。


つまり人生観が決まっていれば、それを実現するための方法を考えるし、そこに成長が必要ならば成長を厭わない。


そうやって自分がなりたい姿に近づけていくのである。

それなので、もしみなさんの中で現状に満足をしていない状態であれば、まずは人生におけ

るゴール(価値観)を決めることだ。


それによって、選択のスタンスが変わり、今まではできるかどうかで判断していたことが、可能性に目を向けられるようになるだろう。


そのほうが人生を振り返った時に、後悔の少ない人生になるのではないだろうか?



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