top of page
執筆者の写真Shunta Takahashi

自分を変えることの難しさ

今までの延長上にある未来が嫌だ!と思ったらやるべきことはすごくシンプルだ。


それは今の生活とは違うことをする。つまり考え方を変えて行動を変えるということだ。 アインシュタインがいうように今と同じ行動をしながら違う結果を求めることほど馬鹿な考えはない。


それは誰だって頭ではわかっているし、できることなら行動を変えたいと思う。でも多くの人はそれができない、ないしは続けることができない。

なぜなら人間の本能的に変化というのは危険を意味するからだ。

となった時に人間の本能のままで生きている人(例えば食べたい時に食べて寝たい時に寝る)は理性を鍛えることをしていないので変化を起こすことができない。

逆にいえば理性で自分を自制することができる人は変化を起こすことができるのではないだろうか。


毎日の習慣を持つ人が変化できるというパラドックス


ということを考えると、毎日自分の自制心を発揮して習慣を持つことができる人が変化できるということだ。

おいおい、ちょっと待ってくれよ。

冒頭に同じ行動しても変化は起こらないって書いているのに、これって矛盾していないか?

というような批判、反論が聞こえてきたので弁解しよう。

毎日の習慣には2つある。 それはフィードバックがある習慣とそうでない習慣だ。


例えば歯磨きは多くの人が毎日行っている習慣だが、それをどんなに経験がある人でも初めての人でもさほど歯磨きの上手さは変わらないと思う。


でも毎日筋トレとか英語の勉強をする人は、もちろん全員ではないが、ある程度の期間続けていれば上達すると思う。

その違いは極めてシンプル。 フィードバックを得ているか、どうか。


すなわち習慣にフィードバックを得るという要素が入っている行為をしている人は変化を起こすことができる。なぜならフィードバックを得ることで、同じ行動をとっているように見えても実際には行動に変化を起こしているからだ。

ということを考えた時に考えながら行う習慣について、毎日やってもちょっとずつ違うことをしているので、結果として変わることができるのだ。


変わりたい人が決意だけしても無理なものは無理


ということを考えると、もし自分を変えたいのであれば自分の決意を新たにすることは無駄だ。


なぜなら自制できない人が気持ちを新たにしたところで、結局続かない。本能的に楽な方を選択するから。


それよりも理性を養うことができるような行動を毎日取り続ける方が、遠回りに見えても結局早いのではないかということを感じる。

僕の周りでもOOを変えたい!という人が多いけれど、自分に変化を起こす努力をしないで、変わりたいということを思っている人が多い(口にしなくても行動を見たら分かる)ので、変化を起こすためのメカニズムを知ってもらえればと感じて、今回、記事を執筆した。

これはあくまでも個人の意見ではあるけれど、信憑性は高いのではないだろうか。


閲覧数:1回0件のコメント

Comments


bottom of page