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執筆者の写真Shunta Takahashi

時間と場所に縛られない仕事はヤバい!?

時間と場所に縛られない生き方をどう思いますか?と聞かれたら、おそらく大半の人が素晴らしい働き方ですね。と答えるだろう。


僕自身もおそらく同じような回答をすると思うし、実際に今はそういう働き方をしている中で、会社員の時には得られないような自由や柔軟性がもたらす価値について感じる。


でも、そのような働き方についてふと俯瞰的に見た時に、それはある点においてリスクを孕んでいるということがわかる。つまり時間と場所に縛られない仕事ということは地方に住んでいる人や海外に住んでいる人も取り組むことができるということ。


これが何を意味しているか??


その点を理解していないと、自分の仕事が買い叩かれる運命に晒される危険性があるのではないだろうか?


動画編集、エンジニア、デザイナーなどの仕事について


例えばフリーランスというとパッと思いつくのが動画制作やエンジニア、デザイナーなどの仕事だ。


それらの仕事は、昔からフリーで働く人が多い職種だと思うが、それは定量的にスキルが評価でき、かつパソコン一つあれば対応することができるからだろう。


しかも、これらの仕事はなんとなくカッコいいし、今の時代に求められているものである。

となると、どうなるかというと同じような考えを持つ人が参入してくる。つまり供給が増えるのだ。


しかも、その供給する人たちは地方や主婦の人たちだったりもする。これらの人たちは都内で一人暮らししている人たちに比べて圧倒的に低い単価で受注してくる。

なぜなら生活コストが低いからだ。


そうすると価格破壊が起きる。その結果として、どんどん単価が落ちていくというスパイラルになっていくのだ。


実際にコールセンターの時給を全国調べてみたらわかると思う。コールセンターは全国からかかってくる電話を受け手が対応するが、どこに住んでいるかは問題ではない。

でも地方のコールセンターの時給と都内では圧倒的な差になっている。 (だから、多くの事業者が地方にコールセンターに拠点を移すのだが、、)


ということを見た時に、これから働く場所や時間に囚われない仕事にも起きる可能性があるということがわかるのではないだろうか?


デメリットになる仕事はとてもメリットになったりする


じゃあ、時間と場所に縛られない仕事はダメなんですか?というと、そうではない。そういう仕事をする時にある条件があれば、まだ参入障壁を築くことができる。


それは人がやりたくないと思う要素があるかどうかだ。例えば、「面倒くさい」「初期コストが高い」「固定費がかかる」「イメージがわるい」などなど。


どれか一つの要素でも満たしていれば、普通の人が参入してくる可能性を下げることができるので、安定して事業を運営することができる。


つまり逆転の発想。人が普通に思うことと全く真逆の観点を持つことができるかどうか?

これがすごく大事だ。

ぜひ、個人で働くようになりたい人は、この点を意識してみるといいのではないだろうか?


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