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執筆者の写真Shunta Takahashi

くれない病と、せい病について

人間は弱い生き物なので、自分を責めることが苦手だ。そのためうまくいかなかった時には自分自身に責任の矢印を向けるというよりは、相手に対して矢印を向ける傾向がある。

その中でよく陥りがちな思考が「OOしてくれない」というものと「OOのせい」というものが代表的なものである。これは自分が停滞してしまった時に自然と出てくるワードになるだろう。

ただ、もしこういう思考が何も意識しないと出てくるということを知っているだけで対処することができるし、そういう病気に陥らなくて済むので、勢ともそのメカニズムについて知識として持っておくといいのではないだろうか?

営業で成績が出ない時にどういうマインドになるか?

例えば、僕もそうだが営業をしていて全然うまくいかないことが往々にしてある。その時に段々ときつくなっていく中で、こう思う。

「会社が広告を出して企業のブランディングをあげてくれないからだ」、「高いから売れないんだ」という感じだ。

また「上司が同行してくれないから」「コロナのせいだ」ということで思うこともあるだろう。つまり自分には責任がないので、仕方がないということで自分を納得させようとするのだ。

ここまでであれば、自分が成果を出せないまま時間だけ過ぎていくということで、自業自得で済むのであるが、もっと厄介なのが自分を守るために相手がうまくいっていることを許せなくなるのだ。

例えば同じ条件で働いている同僚が結果を出したとする。その時に「コロナのせいで結果が出ない」とか「企業が広告を出してくれないから」という言い訳が通用しなくなる。 つまり自分がうまくいかない理由を正当化できないことが起こる。

そうなると人間というのは、その事実を改めようとするよりは、起こった事実をなんとかして納得させようと相手を特別視したり、不幸を呪ったりするのである。

こうして自分を変えずに周りが変わってくれると願う病気になってしまうのだ。

自分が忙しすぎるほど動いていれば周りが気にならない

その病気を治すには一つしか方法がないと思っていて、それは自分自身が行動を起こし続けることだ。自分が結果を出していたり、そこに集中していると周りが気にならなくなるし、自分に対して自然と矢印が向くようになるだろう。

だから、自分が影響を及ぼせることに対してフォーカスする中で、最高の結果を出すためにはどうしたらいいか?ということを考える癖をつけることが大事だ。

だって言い訳を考えたところで無限に出てくるし、それを考えたところで何も解決に結びつかないから。

それなので、ぜひとも結果を追い求める人はその部分と向き合うことが辛いし、背けたくなるだろうがそこをしっかりを見つめる癖をつけられるといいのではないだろうか?


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