最近、ANAが給料を減額したり、みずほが週3~勤務を希望する人に対しては収入を減ることがよいのであれば認めるという方針を打ち出した。
この点からわかることは、企業としては今の人員で余裕で人が余っているということと、日
本の労働法と世間の評判が足かせになって大胆なリストラを断行することができないということ。
だから結局、みんな一律で給料を下げていこうみたいな、社会主義的な制度になってしまうのだが、、、
とはいえ今後このような状態を持続させることはできないだろう。そうなったときに、日本もついにアメリカのように雇用の流動化が加速して成果が出せないのであれば給料にも反映されるし、場合によってリストラされるということを覚悟する必要がある。
なので今回の事例は自分ごとに考えることで、とてもよいケーススタディになるだろう。
給料が減ってもなお会社に残り続けますか?
ちなみに聞いてみたいが、もしあなたの会社が給料3割減るということになったらどうす
る?
転職するわ!っていう人について聞きたい。「今の雇用状況とあなたのスキルで本当に転職
する先は見つかるの??」って。
副業するわ!っていう人に聞きたい。「あなたのスキルでは、時給換算していくらの報酬になると思っているの?」って。
もし上記の質問に対して詰まるようであれば、相当なリスクを抱えている。 だって今から30年間、勤めている企業で何も起きないってことは絶対にないから。
なにかしら雇用を脅かされるような事象が起きるのは目に見えているはずだ。
ということを考えたときに今回のニュースを他人事にしては絶対にダメだと思う。なぜなら自分にも降りかかることになる可能性が高いし、そうなったときに準備して芽が出るのに時間がかかるからだ。
なんとかなる!は、なんともならない
それでも、未来のことを考えられない人はこう思うに違いない。 周りの人も全然考えていないし、そうなったら日本は終わるから流石になんとかなるでしょって。
正直、日本人は全体的に貧しくなっていくことは明らかだ。というかもう、すでにだいぶ貧しくなっているよね。
タイやベトナムが安い!っていえるのは今のうちだ。今のペースだったら10年後くらいに
は日本と並ぶようになるだろう。
でも、そう思えないは今がそうじゃないから。 つまりしっかりと未来から逆算したり、想像できないと、現状という鏡を通りしてしか世の中を見ることができないのだ。
僕は父親が今会社を退職して62歳で仕事していない状態にあるので、もし自分がそうなったらマジでやばいっていうことを思う。
というか不動産収入があるので金銭的には大丈夫だと思うが、それがなかったら今頃一体どうなっていたのだろう?っていうことを考えたときに怖くなる。。
だって本当に働ける職ないもん。60歳以上の再雇用で警備とか清掃などのブルーカラーで雇ってくれる会社が本当にあると思うのだったら世の中のことにもっと関心を向けた方がいいよ。
だから、そのために今から準備しておくことが大事だし、そういう意識で毎日過ごして豊かになれるほど今の時代は甘くないぞっていうことを言いたい。
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