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執筆者の写真Shunta Takahashi

お金ってなんだ??

最近、Amazonプライムで「億男」という映画を観て色々と考えさせられた。


この映画を知らない人に向けて簡単なあらすじを話すと、主人公の一男は兄の連帯保証人として3000万円の借金を肩代わりしたことで昼夜お金のために働き、家族とも離婚。人生のどん底の中たまたま貰った宝くじが大当たりして3億円を手にする。しかし、その使い道や大きさに困ってしまい、学生時代の親友で起業家として大成功を収めた九十九に相談しにいく。彼のアドバイスを元にパーティーでお金を使うが、翌朝目覚めると九十九と共にお金が消えていた。その3億円を求めて九十九を探し出す過程でお金とは何か?という問いを自分の中に見出していくストーリーである。


僕はこの映画を観ながら、前々から気づいていたけど、お金は宗教の一種だってつくづく確信した。そして僕たち人間は全員、その宗教を信仰していると。なぜならお金という紙切れ自体に価値はないけど、そこに意味を見出すことで経済活動をするからだ。


もしあなたがお金を持っているなら、お金に価値があると信じている証拠だし、逆にお金のことを信じていないなら資産は全部「金」とか「銀」とかの現物資産で保管しているはずだからだ。


別にそれが悪いことだとは思わない

そういうとお金に価値があると思うことは悪いことだと感じてしまうかもしれないが、そうではない。


お金との付き合い方がとても大事だし、そのことに気付いているかどうかが大事なのだ。

つまり宗教を信仰することは悪いことではないけど、度が越すと原理主義や過激派になって人々に被害を与えることになるのと同じで、お金とうまく付き合えば豊かな人生を送れるけど、拝金になると社会にとって害悪になることがあるのだ。


それなのでお金に対して自分なりの哲学や距離感を認識する必要がある。また、その結果として表面に出るのが「お金の使い方」だ。 果たして自分はどのようなお金の使い方をしているか? その点についてしっかりと考えることはあるだろうか? そもそも、何にどれくらいお金を使っているか把握しているだろうか?

そう考えた時にお金って稼ぐよりも使い道の方が難しいということがわかると思う。


20代はお金がいかに大切か?ということを知ることだ!


個人的な意見として、20代はお金の大切さを身に染みて感じることが大事だとすごく思っている。


100円を大切にできない人が1000万円を大切にすることはできないと思うし、お金を大切にできない人がお金を引き寄せる人間になれるとは到底思えない。


お金の大切さを分かっている人は「なぜOOに△△円のお金を使うのか?」という問いに答えられる使い方をするはず。そうすると無駄遣いはしなくなるし、満足度の高い使い道ができるので、満足度の高い生活ができるだろう。


つまりお金の大切さを20代で経験することは、その後の人生において正しいお金の使い方ができるようになるのだ。そしてその過程において、お金に対しての自分に合った距離感を掴めるようになるだろう。


僕も自分なりのお金に対する哲学を確立できた時に、失うことが全く怖くなくなったし、お金を使ってから後悔することはほとんどなくなった。

それなので「お金」という現代において絶対に切り離せない宗教についてぜひ真剣に向き合って欲しいと思う。だっていつかは向き合わないといけない時がくるから。


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