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執筆者の写真Shunta Takahashi

「ネガティブ思考」になりたくないなら「考える」のをやめること【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.122】

頭のなかで考えていることの90%は、実際には起こらないと実験でも証明されています。それにもかかわらず、自分のなかで先取りしたことが制限をかけてしまうのです。


健全な人間は90%の行動と10%の思考であるべきですが、現代ではそれが反対になってしまっている。私たちは行動するよりも遥かに多くの時間を思考に費やして、物事に取り組む前に何度も考え込んでしまうのです。


唯一の解決策は、考えるのをやめることでしょう。結果を先取りすることには意味がない、と気がつくことが大事です。


ひっきりなしに自然と浮かび上がってくるネガティブな考えに囚われているときは、それが「絶対的な真実だ」と思い込んでしまいがちです。苦しみや不安が高まれば、螺旋のように何度も繰り返しネガティブな考えに襲われることになります。

抑鬱を感じている人は、常にネガティブなことが起こると考えてしまいます。不安を感じている人は、まだ起きてもいないネガティブな出来事のなかで生きているのです。


それでは、このネガティブ思考をやめるにはどうすればいいのでしょうか?「ポジティブ思考になる」というわけではありません。一般的に、そうしたやり方は、多くの人にとっては上手くいきません。


これから起きることを考えるのをやめる。これが思考を停止するためのテクニックの基礎となります。現在を見つめ、未来のことを考えるのをやめるのです。

ときに、私たちは自分で現実を作り上げてしまうことがあります。何かが起きると考えることで、最終的にそうなるような形で行動してしまうのです。つまり、その恐れていることが起こりやすい環境を、自らが作ってしまっているのです。


思考をポジティブなものに変えることには賛成ですが、それは難しいでしょう。ですから思考を遮断し、できる範囲で、そこに至る原因が何であるか見つけることが大切になってきます。


「ネガティブ思考」から抜け出す2つのステップ


2つ目のポイントは、「自分が立ち上がったとしたら転んでしまうはず」と思考が言っているとしても、「転ぶはずはない」と大きな声で自分自身に言うのです。


「自分は転ばない」「試験に落ちることはない」と大声で自分に言い聞かせるのです。興味深いことに、否定によって目標が達成されることはありません。


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