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執筆者の写真Shunta Takahashi

個人分権化社会の到来

気づいている人は気づいているかもしれないが、今の世の中は中央集権型からますます個人に分権化されてきているということを感じる。


この点について、最初に意識したのは5年くらい前から言われていたブロックチェーンテクノロジー。


こちらは中央で管理システムを個人間のネットワークで管理する仕組みとなっている(たぶん)。これが起こった時は個人に分権化かあという印象だったが、よくよく考えた時に今に至るまでに様々な分野で起こっているということを感じる。


確かに時代はどんどん個人単位になってきている


例えば移動において、昔蒸気機関が主流だった時代では個人が電車と同じレベルで移動することは不可能とみんなが思っていたに違いない。それが今では車というものが大衆化されて、一人が1台もつことができるような時代になった。


さらに言えばPCもそうだ。メインフレームやオフィスコンピューター時代において、まさか個人が1台のコンピューターを持つことができる時代なんてくると誰が思っただろうか?


また通信についても僕たちが当たり前のように持っている携帯電話。

一昔前は一家に1回線というのが当たり前だったが、当たり前のように1台ないしは2台を持つようになっている。


このように昔は一家に一台、あるいは人が持つなんて絶対に無理だよ〜ってえ言われていたことが、どんどん個人単位で小さくなってきていることがわかる。


そしてこのテクノロジーの進化によって、働き方もどんどん個人単位で実現できるようになっているのは当然の流れだ。今までは大きな組織の既得権益だった領域(テレビなどの広告、通販、サーバーなど)が、プラットフォーマーによって開かれるようになってきたのである。


これから個人に分権化するだろう分野について


そして、これから個人に分権化する分野はなんだろうか?ということを考えることはすごく大事なのだが、個人的に一つ挙げるとすれば電力ではないだろうか?


今、再生可能エネルギーの市場が大きくなってきており、太陽光パネルの製造費用が非常に下がってきている。そこで、一家に一台がパネルで敷き詰められる日がくるのではないだろうか、と感じるわけだ。


家の天井で電力を生んで、蓄電池で保存するような世界ができれば、各家庭で電力を持つことができるようになるからだ。


この市場は莫大なマーケットになるので、個人に対してアプローチできる通信3社はそこの分野を狙っているに違いない。


僕は大学4年生の時に「ワークシフト」という本を読んだのだが、これからの働き方は巨大企業で働くか、そのプラットフォームを活用するミニ起業家に分かれるということを言っていたが、その背景には様々な分野でパーソナライズされているということを知っていたということが考えられる。


そのことに気づいた時に、まじでヤバイなって思った。

それなので、ぜひこれからは個人の力が大事になってくる中で引き続きこの点について着目することはいいのではないだろうか??






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