top of page
執筆者の写真Shunta Takahashi

株式投資を始める前にやるべきこと

更新日:2020年5月2日

最近よく受ける相談として「株を始めたいと思っているんですが、何からすればいいですか?」っていうもの。


僕はその時にこう答える「自己投資」。


僕自身、大学4年生の時に株式投資を始めていたが、今にして思うとそのお金を自己投資に使った方がよかったな、と感じている。


なぜか?それは自己投資に使うことの方がリターンが高くなるし、またそもそも株式に入る前段階にステップがあるからだ。


株式投資より事業投資の方が成功する確率をあげられる。


なぜ多くの人が株をやりたがるのか?と考えた時に、おそらく①取っ掛かりやすくて、②簡単に儲かる(と思っている)し、③空いた時間でできる、からだろう。


確かに、気軽に始められて仕事の合間でも簡単にできるものになっている。 しかし、株式投資以上にコントロールできないものはない。


もし投資した株の比率が50%!とかあれば、経営に口出しすることはできるだろうが、サラリーマンで投資して得られる株主比率は0.001%くらいだろう。


つまり投資した会社の経営者に、その未来を託すことになる。


ということを考えた時に上がるものや下がるものを客観的な視点から見極める能力が必要で、それはかなり高度なスキルになる。


また株は心理的な要素も大きく影響するので、天災や戦争などが起こった時に簡単に上がったり下がったりする。これを予測することは、はっきりいって不可能だ。


そう考えた時に、再現性をもって株式売買を繰り返すことで稼ぎまくる、というのは素人がちょっと始めてみるか、程度で勝てるわけがない。


それに対して事業投資であれば、自分が事業に投資して経営に携わることで、自分の力で業績をあげることができる。


自分の努力次第でなんとでもなる世界が事業投資だ。


実際に世界と日本の富豪ランキングを見ると会社を創業した人もしくはその家族がランクインしているのは、そういう理由もあるだろう。


事業投資が難しいと思うのは自己投資していないから


ただ多くの人は事業投資は難しい、と思っている。その理由は簡単だ。


自己投資をしていないから。上述したように事業投資は自分が経営に参画するので、自分の能力やスキルの依る部分が大きくなる。


それなので全然稼ぐ力のない人間が事業投資をやってもうまくいかないのは、そういう理由だ。芸能人やプロ選手が飲食店などをやっても経営がうまくいかないケースを見ればわかる。


事業投資をする前に、まずは自己投資をしっかりとしなければならない。


自己投資して事業投資を経験してからやるべき


それなので、まずは自己投資をある程度する中で事業投資を経験してお金を作れるようになったら、余ったお金で株式投資をする方がいいだろう。


それは元手を作るという観点でもそうだし、メンタルを鍛える面でもそうだ。


株が上がったり下がったりして一喜一憂するようなレベルでうまくいくことはない。それを事業投資を通じて経験することで多少のことでメンタルが上がったり下がったりすることはなくなる。


そういうものをすっ飛ばしていきなり投資してもうまくいくはずないし、たとえ最初儲けることができても再現性がないので、すぐに利益を失うだろう (再現性がない投資は俗にギャンブルという)


それなので、10万円とか30万円程度で株価を見ている時間があれば、本を読む方がよっぽど効果的だ。


もしもっとお金を稼ぎたい!収入源を増やしたい!と思うのであれば、まずは自分がそれにふさわしい人間になるように自己投資することをオススメしたい。

閲覧数:3回0件のコメント

Comments


bottom of page