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執筆者の写真Shunta Takahashi

慢性的に自分は不幸だと感じている人が「幸せを実感するための処方箋」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.4】

今回の記事は幸福に慣れるためのノウハウを紹介している記事だ。アメリカのアトランティックという記事から抜粋されていた内容を紹介する。


人間の共通する人生のゴールは?と聞かれたら僕は間違いなく「幸せになること」と答える。もちろん、幸せの定義は人それぞれかもしれないけど、少なくとも幸福感を得ているかどうかというのはすごく大事だと思っている。


そんな中、記事の中で、人は自分が不幸なときでさえ他人に喜びを与えられることがわかっているということを書いてあった。さらにそれだけではなく、不幸にあって他人を喜ばせることで、自分の幸福をも促進できるというのだ。


とはいえ、このようなことは簡単にできるものではない。変化を起こすにはまずメカニズムを理解し、より良い習慣を築き、最も幸福を必要としているときにそれを他人に与えるよう、意識的に努めることが必要ではないか?

自分が幸せでないと、相手を幸せにすることはできない!?


2011年にレイン・ウォレスが「アトランティック」誌に書いた内容によると、縦断的家族調査の結果、一人の人間の不幸がごく近しい関係にあるほかの人たちにとって「毒」となり得ることを示している。

つまり、不幸な男性と結婚している女性たちは、幸福な男性と結婚している女性に比べ、不健康で寿命が短い傾向があるし、母親が幸せな結婚生活を送っている子供たちは、不幸な結婚生活を送る母親の子供よりも、家庭で幸福を感じられる度合いが18ポイント高いということだ。

つまり古いことわざによれば「同病相憐れむ」。つまり不幸も幸福も感染するのである。

そう考えると、すごく環境は大事だということがわかる。それは間違いない。でも。私たちは、他人と自分に与える影響を自分が思っている以上にコントロールできるのだ。

Fake it till you make it!


幸福な人々の最も顕著な特徴の一つとされる「外向的行動」をとった人々は、幸福度が著しく増進したことがわかった(一方、「内向的行動」は幸福度が下がった)。


同じように、他人のためにお金を使った人とボランティアをした人は、どちらも自身の幸福度が上昇した。


つまり、すでにそう感じているかのように行動するといいのだ。そうすれば、少なくともしばらくのあいだは、あなたの脳が実際にその感情を与えてくれる。ありきたりの言い方をするなら「なりたい自分になれるまで、なりたい自分であるフリをしろ」ということだ。

ちなみに、こうしたことが起こる理由として説明がつくのは「社会性のある行動は、認知的不協和を引き起こす」かららしい。


「不幸だと感じているのに、幸せそうに振る舞っている」人は、このズレを解消するように認知しようとするため、結果的に幸せな気分になる。

だから、もしあなたが悲しいことや辛いことが起こった時には行動から改めよう!そうすれば自ずと気分が上がってくるし、モチベーションも回復してくるから。

ありきたりなことかもしれないけど、それくらい時代を超えて大事ってことやね!


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