ダークナイトを観ていて感じたこと

最近、映画業界の鬼才クリストファーノーラン監督が「TENET」という最新映画をリリースしたことに伴って、アマゾンプライムではノーラン監督が過去に手掛けた映画がプライムビデオで観れるようになっていた。


その中で不覚にも、バットマンシリーズ3作を観たのだが「さすが」という言葉しか出ないくらいストーリーや映像のメイキングが素晴らしいものだったが、28年間の知識を色々と付けていく中で、その映画の背景にあるものとか「なぜ?」という思考がクセになっていることで、別の視点から観ることもできた。


それを考えた時に、映画の背景にある様々な人たちの思惑というのを感じてしまうのであった。


主人公、ウェインの移動で出てきた乗り物


例えば、ウェインがバットマンに変身していない時の乗り物はランボルギーニで、これを爆走して走っている。これを観た映画の観客はどう思うか?というと、おそらく「めっちゃかっこいい」と思うはずだ。


なぜなら僕自身がそういう気持ちになったから。


車を欲しいと思っていなかったし、あまり憧れはなかったけど、あの車が走る姿を観て、い

いなって思うってことは何かしら意図的に広告として入り込んでいるのではないかと勘繰ってしまう。

また実際に007でもジェームズボンドがアストンマーチンを乗り回しているが、その感覚と似ていることも関係しているのかもしれない。

ハリウッド映画だけど建物がイギリス仕様?


またウェインが住んでいる家について、これは凄くイギリスの豪邸のような感覚を覚えるのは僕だけだろうか?映画自体はアメリカの映画なので、建物もアメリカの豪邸のような感じになるはずだが、建物の見た目が凄くイギリスっぽいなと思った。


これはノーラン監督がイギリス出身であることと関係しているのでは?ということを思ってしまった。彼の思想の深いところに豪邸のイメージが出身のイギリス式であることで無意識(あるいは意識的)に、あのような建物になったのだろう。


ジョーカーの振る舞いについて


また映画の設定は制作した時の時代背景を表しているというが、2作目に出てくるジョーカーが医者や警察を買収して自分の手中に収めるというのを観た時に、貧しくなって悪に加担してしまう人間の弱さを感じ取ってしまった。


これも現代のアメリカで起きている貧富の格差の部分と共通するところがあり、その点についてメタファーとしてではあるが、メッセージとして感じ取ってしまう。


実際に数年前に上映された「JOKER」は現代の貧困に陥ったマジョリティであるはずの白人が社会で這い上がれずに下級国民となってしまったことに対して反乱を起こすという話で、今のトランプ政権の支持基盤を描いているという指摘もある。

このように映画から社会の構造や問題点を発見することもできる。


というように、映画を一つ観ても色々な角度から、裏側にある意図を読み取ることで二重にも三重にも楽しむことができると思う。

それなので、映画は知識をたくさん付けてまた再度観て色々な発見をするということをしていくと凄く学びになるものではないか、ということを感じるのである。

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