在籍20年目の先輩の方が入社2年目の若手よりも結果が出るのは当たり前だよね〜。やはり10年もその道を極めている人は違うな〜〜!
もしかして、そう思っていたりしないよね?
僕の場合は先輩や後輩を観察した時にベテランほど要注意!というセンサーが働く。
なぜならベテランの中には本当に専門性・スキルの高いベテランもいれば、逆にお前は新人よりヒドいよ。っていうベテランもいたからだ。
その見極めが必要になってくるので、ベテランには要注意、なのである。
衰退するベテランの特徴について
常に進化し続ける人もいれば、ある一点を越えたら成長が止まり衰退フェーズに入っていく人もいる。
その違いは何だろうか?
答えはとってもシンプルだ。自分に負荷をかけているか、どうか。
常に自分に負荷をかけてプレッシャーの中にいる人は、どんどん成長する。その限界はなく、どこまでも成長していく。
逆に自分が楽な状態を継続している、あるいはそういう環境に浸かっていると、時間と共に成長ができなくなる。これをアンダース・エリクソン教授は「PEAK」という本の中で限界的練習と言っているが、まさにこれだ。
これを意識しないと能力は衰退してくるのである。
では負荷の定義は何か?というと、それはざっくりというと①コンフォートゾーンを超えるような、②明確な目標を設定して、③それに対して都度フィードバックを得られるような状態にすることだ。
この条件をまずは満たす状態で仕事をすることがとても大事になってくる。
これはマジです。本当に実体験としてあります
僕が自身の体験でこれを強く感じたのは趣味であるランニングにて。
かれこれ15年近くランニングはしているが、僕のタイムのピークは23歳の時だ。当時は1キロ4分を切るペースで走っていた。
その時の状況というと、ランニングサークルに所属していて、自分だけのメンタルでは絶対に無理!と思うくらいキツイペースで走らされていた。
そして、自分が日々何分くらいのペースで走っているか?という事を記録紙、3分台まで目指そう!と明確な目標があった。
お陰様で記録がグングン伸びた。体力が日々増えていくのが実感できた。
しかしそこから下降していき今は4~5分の間になっている。
その理由はなぜか?というと答えは簡単だ。ランニングサークルを辞めて自分のペースで走るようになったのと、特にOO踏んで走る!という目標を決めなかったから。
その結果、徐々にタイムが落ちていったというわけだ。
今の自分の状態を今一度冷静に見つめてよう
という経験があるので、僕は仕事に関しては非常にビビっている。 (ランニングは別にそれでいいと思っているが、仕事で衰退していくのだけはやだ!)
それなのでできる限り、全てのタスクに目標とフィードバックを得られる仕組みを作ってい
る。そうすれば限界知らずに成長できるからだ。
毎日のルーティンは大事。でもそのルーティンに対する姿勢で10年後にはびっくりするくらいの差が開く。
ぜひ今自分の業務や身の回りで弛んだ意識になっている実感があれば、是非とも見直す機会にして欲しいと思う。
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