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執筆者の写真Shunta Takahashi

自分の頭で考えることを意識している99.8%の人が陥るワナについて

色々な自己啓発本とかスキルアップ系の記事を読むと、「自分の頭で考えることが大事だよ!」っていうことを書いてあるのをよく目にする。


僕自身も思考をすることはすごく大事なことだと思っているし、それがない人と話をしていても楽しくはないので、否定をすることはない。


ただ多くの本では誤解を生んでしまっているのではないか?ということを危惧している。そして、その勘違いは社会に出てからかなりの痛手となる。

(僕としてはその誤解をするくらいだったら考えないでまっとうな意見を言う人の意見を述べる人を鵜呑みにした方がマシでないか?というくらいまで感じている)

では、その誤解は何か?ということを今回は解説してみたい。


自分の頭で考える≠人の力を借りない


その誤解とは、自分の頭で考えることは、自分で考えた意見や思考に固執することでも、周りに助けを求めないことでもないということだ。


僕自身も一時期陥ったことではあるが、自分で考えることを大事だと思っていると、どうしても人にアドバイを求めたり、意見を聞いたりしなくなって自分でなんとかしようというこ

とを思ってしまう。


実は自分で考えることと、素直になることは相反するものではないし、なんなら両立させることが大事なのである。


例えば、会社で離職する人が増えたとする。その時に、自分で考えるということをしている人は、今までの知識や経験の中から何ができるか?を考えてしまう。例えば給料を上げる、福利厚生を増やすなど、、、


ただ、自分よりも経験が豊富で視野が広い人が例えば「そもそも、採用時点で課題があるのでは?」ということをアドバイスしたとしたらどうだろう?

今まで考えもしなかった視点を得ることができるのではないだろうか?


つまり殻に閉じこもって自分で考えると打ち手は限定的になるが、周りに答えを求めると、無限の打ち手を考えることができるのだ。


だからこそ、考える≠誰にもアドバイスを求めないということなのだ。


考えた結果をアウトプットする習慣をつける


じゃあどのようなマインドセットが大事なのか?について最後に解説する。

それは思考をして得た意見について、自分が信頼している人にアウトプットをしてアドバイスを求めることをするのだ。


つまり「自分はOOだと考えておりますが、いかがでしょうか」という風に思考をした結果が周りに比べてどの程度かを確かめていくのだ。


そして、それを元にディスカッションをすることをして、もし自分の考えが間違っていたら素直に切り替えることが大事だ。


つまり自分の思考をチューニングしていくのである。


このように考えたものをしっかりと外部に発信することで視野を狭くすることなく、考える力を身につけることができるのである。


この点について、多くの本ではそこまで丁寧に解説していないので、意識をぜひして欲しいと思っている。


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