自分が取り組んでいることに価値を見出せるかどうか?というのは、どれだけ自分から本気で求めるか?ということに比例すると思う。
ランニングが嫌いな人は大抵、体育の授業や部活動なので無理やり走らせれた人だと思うし、逆に好きで走っている人たちは自分から主体的に走るきっかけを作って、それを実行した結果として好きになったのだと思う。
そして、僕自身も元々勉強が好きではない人間だったけど、それが好きになったのは中学2年生のある事がきっかけだった。
学生時代に衝撃を受けた一言
そもそも自分の現在地を把握することってすごく難しくてどうしても自分自身を過大に評価してしまうことってあると思う。僕はそれが極端に強かった。
だから学生時代は自分は勉強できると思っていたし、テストも平均よりもいいと確信していた。でも中学2年生の時に、後々生徒会長になる人間から「お前は頭が悪い」っていうことを言われたのをきっかけに自分自身の現在地を見つめ直した。
すると、確かに得ている点数は平均よりも若干低かった。
当時はそんなことを一ミリも思わなかったし、ずっと勘違いを起こした状態だった。でもその一言がきっかけで自分自身がいかに想定していた自分と現在地がかけ離れているか?ということがわかった。
そこで僕は何をしたか?というと、3駅先の大きな本屋に行って、大量に参考書を買って、ひたすら勉強しまくった。その結果として、テストの点数は平均で20点上がったし、偏差値も20近く上がったと思う。
ここでは僕が言いたいことは、別に勉強しろ!と外部から言われたわけでなく、自分の理想的な状態を現実的にするために主体的に行動を起こしたのだった。その結果として、勉強の面白さに気がついて今でも趣味の一つになるくらい好きになったのだった。
本気で取り組めば面白さがわかってくる
この経験を思い出すと大事なポイントが2つ見えてくる。 一つ目は人から言われないで自分から主体的に物事を積極的に取り組む姿勢の重要性だ。これは思考の癖と言ってもいいかもしれないけど、言われて初めてやるような習慣がついてしまうと足が止まるし全然動く事ができなくなる。
そういう意味では主体性というのはすごく大事だし、これが全ての起点になると確信している。
そして二つ目が本気で取り組む事だ。趣味程度とか本気になっていない状態で続けるとどういうメンタリティになるか?というと「飽きる」という感覚になる。
でも真剣勝負をずっとやると、毎日継続したとしても正直全然飽きないのだ。むしろ、面白さが倍々に増えていく。
だから、もしあなたが何かを行動してみよう!と思うのであれば、本気で取りいく事が絶対にいい。そうすれば、その時間は苦痛にならないし、結果も出るし、一石二鳥だから。
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