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執筆者の写真Shunta Takahashi

株式投資について考えてみた!

株式投資をやってみたい!って思う20代の人は多いというのをつくづく感じる。そんなことを言っている僕自身も学生時代に東南アジアのリサーチをして、これから絶対に伸びる!って思って7年くらい前に楽天証券の口座を開設した。


今はかなりのポジションを解消して、実際に持っていると言えるのはアメリカの企業2社だけ(この2社のうち1社はフェーズによって売る時もあるかもしれないが、一生涯持ち続けると心に決めている笑)。


その中で多くの人が自分の頭で考えて判断して実行することは「投資」だし、当てずっぽうでとりあえず儲かりそうなものを買うことを「投機(ギャンブル)」と思っている。


僕も今年までずっとその考えは変わらずにいたが、昨今の状況を俯瞰してみたり、色々な事

実を知るうちに株式投資自体がギャンブルだっていうことに気づいてしまった。。


プロの世界に偶然は稀にしか起きない


そう思った背景には、プロとアマチュアという視点を持ったことがある。

サッカーやラクビーなどのスポーツの世界、音楽や美術などの芸術の世界をみたらわかると思うが、アマチュアがプロに勝てるということはほとんどない。

逆に、それが起こったら奇跡!と言われるし、歴史に名を刻んだりする。


つまりプロとアマチュアには明確な差があって、それを覆すことは到底敵わないのだ。

それに対して株式の世界はどうだろうか?

実際にアマチュア(個人投資家)が、プロの投資家(ファンドマネージャー)よりも多くのリターンを獲得することが往々にしてある。

しかも場合によっては何十倍ものリターンになったりする。

これはプロの世界では絶対に起こり得ない事象だ。でもなぜそれが怒るかというと確率の世界だから。

偶然によって大きく結果が左右される世界だから。


そう言うと、「いやいや、財務分析とかチャート分析をして勝つ確率を上げられるやん!?それをギャンブルと言うんかい??」


といった声が聞こえてきそうだが、それに対しての答えとしては「確かにそうだね。そう言う意味では麻雀やパチスロ、ブラックジャックに近いかもしれない」。


つまり、コイン投げのように100%偶然で決まるという訳ではないが、しかしそれでも麻雀やスロットのように、多少のテクニックを使うものの、それでもアマチュアが勝てる世界と言えるのでないだろうか。


ETFに投資するということが一番合理的だと分かっている


それでも投資をしたい!ということであれば、わざわざ株式投資セミナーに行かなくても、世界株式のETFに投資することが一番安定的にリターンを叩き出すということが分かっているので、それをやればいい。


経済成長に連動する世界の株式の指標を投資商品を買うことがファンドマネージャーの運用実績を上回る可能性が高いのだ。


とはいえウォーレンバフェットやジョージソロスのような稀代な投資家がいない訳ではないが、彼らのレベルに追いつこうと思ったらサラリーマン投資家の道は捨てて、そこに自分の時間の全てを捧げることだ。


では、なぜそれが世の中的な常識にならないかというと、そう言ってしまったら金融機関の存在意義がなくなるから。アナリストやファンドマネージャーの存在意義がなくなるから。

とってもシンプルな話だよね。


そう。意外と真面目な外見なものほど裏で黒いことをしているのだよ。 ということに気づかない人はカモにされる。これが世の中の仕組みだ!


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