時間・お金・ダイエット、全てに共通すること
時間やお金や体重など様々な数字に関わる指標を達成したい!ということであればやるべきこととして共通することはただ一つ。それは記録しているかどうか、ということだ。
当然、営業の成績やスポーツなどでも数字に関わるので、記録するのは普通のことだろう。
でも多くの人はそこまで達成欲がないのか面倒なのかわからないけど、数字を記録するということをしたがらない。でも、自分の数字を把握していない人が陥る結末は目に見えている。
ということを考えた時に、マメになることができない人でも細かくならないと結果を残すことができないのだ。
なぜレコーディングダイエットは効果があるのか?
一時期、レコーディングダイエットというのが流行った。これは自分の食べた食事のカロリーを紙に落とし込んでいくという簡単なダイエット方法だ。これで本当に痩せるのか?ということを疑問に思う人が多いかもしれないが効果は絶大(らしい)。
でもこれは考えてみればすごく理にかなっていて、もしあなたが理想としている1日のカロリー量や体重があった時に、それと遥かにかけ離れた数字になっていると居心地が悪くなる。つまりコンフォートゾーンの外に出てしまうのだ。
そうなると人間の恒常性という特性があなたのカロリー摂取を無意識に抑えるということをするのだ。
これによって結果として食べる量を減らし、そしてダイエットにつなげることができる。
またお金や時間の管理も全く同じ原理だ。
自分がいかに無駄なお金の使い方あるいは時間の使い方をしているか?ということが可視化されると、そこと向き合わざるを得なくなる。そうなると、無意識のレベルでなんとかしようということを思い始めるのだ。
人間は自分がとっている行動が間違っていると思いながら行動を継続することは基本的にない。だから頭では間違っているとは分かっていても潜在意識のレベルでは正しいと感じていることが多い。
それを潜在意識に対してアプローチするのがレコーディングという作業だ。
お金と時間をコントロールできれば人生は劇的に変わる!
結局、人生とはお金と時間というリソースをどこに配分するか?の積み重ねに過ぎないと思う。
特に時間については、24時間ということで全員に平等に与えられている資源。そこの使い方をいかにするか?ということを考えることがすなわち人生について考えるということなのではないだろうか?
僕の場合は幼少時代に習い事を5個以上やっていたので、否が応でも小学校の時から分単位で時間配分を考えざるを得なかった。
結果として、それが今のタイムマネジメントのノウハウになっているし、マルチタスクをこなす経験になっている。
そこから思うことは、結局時間に追われる経験をすることで、初めて考えるようになるということ。お金も一緒で、貧乏になって初めてお金の使い方を真剣に考える。
だから今の時点で困窮しているのは悪いことではなく、それを放置し続けることが悪いことだ。
ぜひともこの数字を記録する習慣をつけて人生を変えていってもらえれば幸いだ。